女性泌尿器科



トイレが近い 尿もれ・膀胱炎などは、他人にはなかなか相談できないのも悩みのひとつです。
女性の尿のトラブルに困っているのは、あなただけではありません。最近では、シニア世代だけでなく、20代の若い女性にも起こっています。一般的に女性の尿トラブルの悩みは男性より多いと言われておりますので、お気軽にご相談ください。


過活動膀胱

過活動膀胱とは、急に我慢できないような尿意が起こる(尿意切迫感)、急にトイレに行きたくなり、我慢できず漏らしてしまう(切迫性尿失禁)、トイレが近い(頻尿)、夜に何度もトイレに行く(夜間頻尿)、などの症状を引き起こす疾患です。

特発性(原因不明)で詳細はまだ解明されていません。40歳以上の10人に1人は、この症状を経験しており年齢と共に多くなってきます。
実際の患者さんの数は日本全国で800万人以上と報告されています。

過活動膀胱には、脳出血や脳梗塞などが原因で脳と膀胱を結ぶ神経の障害で起こる神経因性のものと、それ以外の原因で起こる非神経因性のものがあります。

加齢による骨盤低筋肉の脆弱化や下部尿路閉塞など非神経因性過活動膀胱が8割以上を占めます。
更年期以降の女性の場合、頻尿より尿漏れに悩んでいる方が多いのですが、この場合も過活動膀胱が原因になることがあります。
女性ホルモンが不足した結果、膀胱が過敏になってしまうことが尿漏れや頻尿につながる場合もあります。

過活動膀胱では排尿筋が過剰に収縮してしまうため膀胱にたまる尿量も少なくなります。
その結果、急に我慢できないような尿意を感じたり、トイレの回数が増えたり、おしっこを我慢できず漏らしてしまうなどさまざまな排尿トラブルが起こります。


神経因性膀胱

神経因性膀胱は、膀胱や尿道を通っている神経が不調になり、排尿や蓄尿の状態が悪くなった状態のことをいいます。
例えば、尿を出す時(排尿)には膀胱が収縮し尿道は緩みます。尿をためる時(畜尿)は、膀胱は緩み尿道は閉まります。
このように、脳からの命令が神経を経由して膀胱や尿道に伝わり、膀胱や尿道の筋肉が収縮したり、縮んだりすることで、正常に行われています。
この排尿をコントールしている脳や脊髄、末梢神経のどこかに損傷が生じることで、脳神経が上手く伝達されなくなり、膀胱を上手くコントロールすることが出来なくなり正常に機能しなくなります。
神経因性膀胱の原因は、加齢、糖尿病、脳血管の疾患(脳出血や脳梗塞など)、脊髄などの神経の病気などでも起こることがあります。


腹圧性尿失禁

女性にみられる尿もれの原因の一つとなる病気です。
くしゃみや咳など、急にお腹に力がかかったときに尿が漏れます。また、階段の上り下り、走ったり、歩いたりすると尿がもれる場合もあります。
尿道をささえる骨盤底筋と呼ばれる筋肉が弱くなったり、痛んだりすることにより尿道をうまく締められないことが原因です。
年をとると誰もが筋力が落ちますが、女性は男性にくらべ尿道が短い上に出産などでさらに緩みます。

肥満になると内蔵脂肪の重みが骨盤にかかるため、さらに失禁しやすくなります。


【泌尿器科診察についてのご注意】
泌尿器科診察にあたってはまず尿検査をいたします。
尿は、腎疾患や感染症の診断にも重要です。
受診直前にはできる限り排尿をされないでご来院下さい。

ご不明な点・お気づきの点などございましたら、受付までお気軽にお声掛け下さい。

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